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加賀１００万石初代藩主の戦国武将
「前田利家」の生誕地である名古屋市中川区で２月２１日「郷土の英傑を街おこしに生かそう」と区内在住の住民有志を集めて「前田利家発信隊」が結成された。
前田利家は荒子城主前田利昌の四男として生まれた。出生地については荒子城（荒子町）、前田城（富田町前田）の２説がある。
幼少時の名前は犬千代といい、幼年時代から織田信長に仕えていた。戦国武将として活躍し、信長の死後は秀吉に仕えて五大老の一人として秀吉の天下統一に貢献すると共に豊臣政権を支えた。関ヶ原の合戦の１年前に没したが、家康に息子の利長の取り立てを頼み、後の加賀１００万石の礎を築いた。
来年１月から始まるNHKの大河ドラマでは、利家と正室まつの夫婦愛を描く「利家とまつ〜加賀１００万石物語」が放送される予定。
そこで、中川区では利家を郷土の英傑としてPRするために『前田利家発信隊』の隊員を募集したところ、中川区在住・在勤の男女２９名が応募し隊が結成された。
中川区役所で行われた結成式では集まった隊員の自己紹介や今後の隊の取り組み等が発表された。
今後の取り組みとして、月１回程度の会合を開き、利家の情報マップの作成や利家にまつわるゆかりの地や名所旧跡を結ぶ散策路の設定やマップの作成。また、加賀１００万石の金沢市との交流事業等も行う予定。
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